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続・おかげさまで満8歳になりました

”夫が作り妻が売る” ビジネスモデルの小さなハムソー屋です。

これまでも、この先も、ソーセージ御殿を建てられるような気はしませんが、時々、宝物級の感動を皆さまからいただくことがあります。

開店8周年にあたり、私たちの心にジーンと残ったエピソードを前回に続き2つ書きたいと思います。

 

2)アインベルクと同級生の子どもたちが来た!

9月25日、地元小学校の2年生の子どもたちがアインベルクに来てくれました。地元の企業やお店を訪問して仕事や地域について理解を深めるフィールドワーク『町たんけん』。開店以来、毎年秋に子どもたちを受け入れている恒例行事です。

 

10人の元気いっぱいかわいい子どもたちが2グループに分かれてやってきました。もじもじしている子もいれば、アインベルクのソーセージを食べたことあるよー!という常連の子もいたりして。

 

最初の挨拶もそこそこに、子どもたちから質問が飛んできます。

「一番人気のある商品は何ですか?」

やっぱりフライッシュケーゼかな。

 

「毎日どんな気持ちでお店をやっていますか?」

なかなか深い質問だな。うーん… どんな気持ち…だろうか…。

 

子どもたちと店主のやり取りをちょっと離れた場所で眺めながら、私も一緒に考えてしまいます。

 

「どうしてソーセージ屋さんになったのですか?」

「子どもの頃にソーセージが大好きで、自分で作れるようになれば好きなだけ食べられると思ったからです」と即答する店主。

 

いやいやいや、実のところこれは誤算。自製他製を問わずソーセージを食べると仕事モードになるから、そんなにいつも食べてるわけではないんだよ。って補足したくなりました。

 

「お店ができてから何年ですか?」という質問に、

「ちょうど8年が経ちました」と答える店主。

「僕も8歳だよ!」「私も!」と次々と声を上げる子どもたち。

 

そっかー!この子たちはアインベルクと同級生。私たちがお店を開いた年に産声を上げた赤ちゃんたちが、8年も経つとこんなに大きくしっかりと考えたり話したりするんだ… と、これまでの町たんけんでは感じなかった感慨深い気持ちになってしまいました😢  

  

さて、後日談。町たんけんから約2週間後、小学校で授業参観があり、2年生のクラスは町たんけんの発表でした。

 

アインベルクに来てくれたグループはクイズ形式で学びの成果を発表したそうです。

「Q. ソーセージは何の動物の腸に詰めているでしょうか? 1)象 2)羊 3)……」

って、なかなか秀逸なクイズ!

 

これを教えてくれたのはその授業を参観した保護者の方。ご自身のお子さんは別のお店に行ったものの、この発表を聞いて「アインベルクのソーセージを食べてみたい…」と来店してくださったそうです。8歳の子どもたちのPR力恐るべし!

 

この子たちがこれからいろいろな人に出会い、経験を重ね、喜んだり悲しんだり、そうして必ずや成長していくように、私たちもまたいろいろなお客様に出会い、嬉しいことも大変なことも経験しながら、地域に根差したお店として育っていけたらな…とあらためて思った1日でした。  

 

3)在仙台歴同期のお客さまとの会話から

9月29日の周年記念日から1週間、『周年感謝キャンペーン』を実施しました。

天気が比較的良かったこともあってか想定以上に多くのお客さまにご来店いただきました。

いつも利用してくださる皆さまに直接感謝とお礼をお伝えすることができ、充実感というか達成感というか、ありがたく感慨深い気持ちになりました。

 

このキャンペーン中にご来店くださったあるお客さまとの会話からです。

 

時折ご利用くださる女性のお客さま、お会計の際に「8周年、おめでとうございます」と声をかけてくださいました。SNSでアインベルクをフォローしてくださり、周年キャンペーンのこともちゃんとチェックして来店くださいました。こうした常連のお客さまに支えていただいていることをあらためて知る思いです。

 

「私たちもちょうど8年前に仙台に引っ越してきたんです。10月だったので、アインベルクさんがオープンした直後くらいのタイミングで…」

 

その後どうやってアインベルクを知っていただいたのかをお聞きすると、

「引っ越しから間もなく夫がお店を見つけて、私が好きそうなお店だから行ってみたらいいよ、と言ってくれたんです」とお客さま。ご主人とのほっこりエピソードに心が温まります♡ 

 

こうして8年、ほぼ同じ年月を仙台で過ごしてこられたお客さま。アインベルク開店〇周年!という投稿を見るたびに、ご自身たちが仙台に来てから〇年が経ったんだ…と思ってくださるそうです。

 

何気ないことに聞こえるかもしれませんが、私にはすごく感動的でした✨ 

「あれから〇年…」と人生を振り返る時にアインベルクを思い出していただける。そんな存在になるなんて、開店する前も後にも想像できなかったお客さまとのつながりです。

 

そしてお二人には現在2歳のお子さんがいらっしゃるとのことで、私たちがアインベルクを開くために静岡から仙台に戻ってきた頃の娘の年と同じだ~と、さらに感傷に浸ってしまいました。

 

その頃に撮ったお気に入りの写真の一つ↓ 

 

2017年春、まだ内装工事に取り掛かる前の店内です。ばいきんまんのエプロンが似合ってたな~。ちっちゃかったんだな~…。なんて脳内タイムスリップ。8年経つと子どもの成長は目覚ましい!お店もそれくらい成長しているのでしょうか…。

 

こんなことをお客さまとの会話から感じるようになるとはちょっと胸アツです。ただ美味しいハムやソーセージを売るだけの店ではなくて、もう少し深いところで、私たちの店が皆さまの生活や人生に関わっていられるのだとしたら、こんなに光栄で感動することはないと思います。そういう店になりたかったんだと、店主も私もあらためて感じたエピソードでした。

 

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ということで、8周年の私的感傷体験でした!

店主はきっと違うことを感じていると思いますが、彼は言葉にはしません。全部ハムやソーセージの形で表現しますので、どうぞこれからの創作に引き続き関心をお寄せいただけたら嬉しいです。

 

9年目も無理せず健やかに、皆さまとお会いできることを楽しみに頑張りたいと思います!