昨日30日をもって、2022年の営業が終了しました。
毎年恒例の繁忙シーズンである12月。ハムソー屋一番の書き入れ時です。
この時期はどれだけ仕事をしても終わらない、1日がスローモーションで過ぎていくように感じます。
今年もたくさんのお歳暮などギフトのご用命をいただきました。
「どこにでもあるものだけど、ここにしかない味」
アインベルクのハムやソーセージを大切な方へのギフトに選んでくださり、本当にありがたく光栄に思います。
供給能力の限界を超えるお問合わせをいただきました。
お問合わせくださったすべての方のご要望にお応えすることができず、本当に心苦しい気持ちでおります。
品質を落とさず一つ一つのご注文に間違いなく対応するには、自分たちの対応能力をしっかりと見極めて無理をしないことが大切です。
それでも、お一人でも多くの方のご要望に応えるにはどうしたらいいか……
気持ちはすでに来年の改善点に向きつつ、店主もスタッフも目の前の仕事をしっかりこなすことに集中し、この12月を過ごしました。
お伝えしたい気持ちや出来事は日々あったのですが、パソコンの前に座ることもままならず、ようやく今年最後の日にブログページを開いています。
昨日で無事に営業を終えられたことへの安堵感
開店以降もっとも繁忙の冬をやり遂げたことへの達成感
緊張が途切れてじわじわと押し寄せる疲労感
この大切な時期を一緒に乗り切ってくれたスタッフの皆さんと何かと我慢し私たちを応援してくれた娘への感謝の気持ち…
昨日、店のブラインドを下ろした後、店主と「お疲れさまでした」と声を掛け合いました。
2022年が、無事に終わりました。
お客さまをはじめ、本当にたくさんの方々の支えがあってやりきることができた１年でした。
大晦日の今日、家族３人昼前までぐっすり眠りました。
お昼を過ぎてからの朝ご飯、たまった洗濯物を片付け、街に出てちょっといいお刺身などを買って店主の実家に来ました。
『逃走中』を夢中になって見ている娘を膝の上に乗せて、初めて見る番組に私も夢中になってしまいました。
あー、お休みだ。明日のことを考えなくていいってご褒美だ。
もうすぐ年が明けます。
来年はもっとお客さまに喜んでいただけるように、みんなで知恵を絞ってやっていきたいと思います。
大風呂敷は広げられませんが、店主が作る無二の味を、一人でも多くの方々に味わっていただけるように。
アインベルクで働くスタッフの皆さんに、ここで働く楽しさや喜びをもっと感じてもらえるように。
大切な娘と過ごす時間を少しでも多く持てるように。
私たち自身もアインベルクでの仕事や出会いを通じてより多くの幸せや喜びを感じられるように、頑張っていきたいと思います。
2023年が良い年になりますように。
また皆さまと店頭でお会いできましたら嬉しいです。
どうぞ来る年もよろしくお願いいたします。