最近、スコーンやパウンドケーキなど「混ぜて⇒焼く」系のお菓子を頻繁に作っています。日々忙しい中ではありますが、子どもに手作りのお菓子を食べさせたいなと思ったりして。
今日はひな祭りということもあり、パウンドケーキを焼こうかなと準備をしていたら、なんだか手持ち無沙汰な店主が工房からキッチンにやってきました。少し時間が空いたみたいです。
そこで、パウンドケーキ代わりに作ってくれる?と聞いたら、思いがけず快諾。
(普段はこんなこと頼めません)

分量や手順だけ伝えると、店主はさすが、手際よくバターをクリーム状にし、さっささっさと砂糖や卵を混ぜ合わせ、粉物の計量も軽やかに、型にクッキングシートを敷き、さっくり混ぜ合わせた生地をパンっ!と型に入れます。ブルーベリージャムをたっぷりマーブル状に混ぜ、予熱したオーブンに投入。今回はヨーグルトも入った爽やか&甘酸っぱいテイストにしました。
さて、焼き上がったパウンドケーキ。ふっくら美味しそうです。

さすが、毎日フライッシュケーゼをオーブンで焼いているだけのことはあります。
(「さすが!」とか言うと、職人をばかにしているのかと怒られます)
こんなに簡単に焼けるんだったら、また作ってよ~ とお願いすると…
店主の返答:
「こんなちゃんとしたオーブン使ってこれっぽっちの小さな型のケーキを1つ焼くなんてもったいない!」
「オレはもっとちゃんと大量に作りたいんだ!もっと大きな型をいくつもいっぺんに焼き上げたい」
とか言うのです。
あー、こんな感じね。
これはポテトがたっぷり入った「ザウマーゲン」というオーブン焼きソーセージですが、型1つで2.4kgくらいの重量です。
まさかこんなお化けパウンドケーキを作りたいとは思っていないと思いますが、職人にはこれくらいの ”作り応え” がないといけないのですね。
さすが!職人!! とか言ったら、また怒られそうです…。
"ヨーグルトとブルーベリージャムのパウンドケーキ" ー 娘はパパが作ったと知るや、踊りながら食べていました😆
パパが作ってくれるものはソーセージでもケーキでも、何でも美味しいのだと思います。
母としては、娘がすくすく育ってくれれば言うことはありません。ちょっと嫉妬しますが…。