ハム・ソーセージ屋には欠かせない大型設備「スモークハウス」。
アインベルクを開くにあたって、それは高価な(素人の私にとっては特に!)スモークハウスを購入したときの店主の喜びようといったら、それは大好きなおもちゃを買ってもらった子どものようでした。
そのスモークハウスでは、いろいろなアイテムが製造されます。
ベーコンやスモークレバーは、確かにスモーク(燻製)をかけているアイテムですが、白ソーセージ “ヴァイスヴルスト” や、レバーペーストは燻製をかけないのです。
「じゃあ、スモークハウスなのに、スモークをかけないで一体何してるの?」
素人の私だから聞ける直球質問。店主は丁寧に教えてくれました。
"スモーク" ハウスとはいうものの、プロ仕様のスモークハウスには、コンベクションオーブンの機能も
備わっており、スモーク(燻製) の他、ロースト(炙り焼き)、クッキング/スチーム(蒸気による調理) ができます。ヴァイスヴルストやレバーペーストは、この "クッキング工程" を利用して作られるのだそうです。
スモークハウスの扉を開けるときは、いつもちょっとしたドキドキ感があります。整然と竿に並ぶ腸詰めや、飴色に輝く燻製アイテムを見ると、手造りの醍醐味を実感します。
最近は「出来たて!スモークハウス開けてみます!」動画をFBやインスタにアップしています。
香りを感じていただくことは難しいのですが、このドキドキワクワク感を少しでも一緒に感じてもらえたら嬉しいなーと思います。