2022年が始まって早1ヶ月以上が経ちました。
年明け、かなり品薄だったショーケースに並ぶはずの30~40種類のハムやソーセージたちが、店主に造ってもらえるのを順番待ちしていました。ようやく昨日、 “クラカウアー” の出番が回ってきました。
クラカウアーはポーランド・クラクフ地方(ポーランド南部)の腸詰めです。本場ではもっと径が大きく馬蹄型にして干して、いわゆるサラミとしてスライスして食べるそうです。牛肉ベースの濃い味わいが楽しめますが、キャラウェイシードが後味を爽やかに仕上げています。
もう一つの特徴として、お肉の挽きが超粗いという点があります。“極粗挽き” の腸詰めの断面は、赤身と脂身がはっきりと分かれています。こんな感じです↓↓↓
白い部分が脂身ですね。この構造から、クラカウアーは加熱せずに冷製でソフトサラミとしておつまみで楽しむのこともお勧めしていま。
…… はい、ということで、まだ水曜日の夜なのに、我が家では酒池肉林晩酌が始まりましたよ😆
「やー、やっぱりね、クラカウアーをサラミっていうんだったら、本当のサラミと比較検討しないとね!」
と店主は、白カビのサラミ “ブラン” を切り始め、並べてみると、あーなるほど、違うよね。ブランは特に白カビの芳醇な香りとお肉の熟成香が、完全に大人向けです。なんという贅沢!
閑話休題。クラカウアーは燻製をかけて仕上げており、加熱(ボイル、グリル)して食べても美味しいです。皮のパリッとした食感を楽しめます。ガーリックがほんのり効いていて、夜のおつまみとしては主役級です。
……と、飲んで食べて検証しながらこのブログを書いていたら、もういい感じで酔っ払ってきました…。
文章にまとまりがなくなってきましたが、まとめますと、クラカウアーはアインベルクの腸詰めラインナップの中でも特異的な立ち位置にあって、ちょっと珍しいものが食べたい方とお酒に合うソーセージを探している方に、ぜひお試しいただきたいと思います!
もう寝ないと、明日が大変です💦
おやすみなさーい!