ドイツ語では、”Leberknödelsuppe” と綴るそうです。
ドイツやオーストリアなどでよく食べられている豚レバーを使った肉団子(クネーデル)のスープ(ズッペ)。寒い時期には熱々フーフーしながら食べたい、お腹も心もほっこり温まるメニューです。
このレバークネーデルを、アインベルクでは冬季限定アイテムとして製造しています。
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昨シーズンにはずいぶんレバクネが認知されたように思います。春になってレバクネの製造を終了した際には、寂しそうに肩を落として店を出るお客さまがちらほら…。
季節はめぐり、9月になって秋の訪れを感じられるようになりました。
本当はまだ登場しないはずだったのですが、何のサプライズか、数日前に店主が突然レバクネを作ってくれました。
早速ショーケースに並べた日の夜、ご来店のお客さまが「あ、レバークネーデルがある!!」と見つけてくださった時は嬉しかった♡
一般的な肉団子に比べると、ふんわり優しい食感でレバーのコクと旨味がなんとも滋味深い美味しさです。
このレバクネはぜひスープで召し上がっていただきたいです。
我が家で作るのは店主が修行先で覚えたレシピを元にしたオリジナルです。
簡単に作れるので、ご参考までに以下材料と作り方を記しますね:
【材料(4人分)】
・レバークネーデル… 4個
・ベーコン… 40g(スープの完成度がぐんと上がります!我が家ではベーコンなしではクレームがきます)
・水… 800ml
・マギーブイヨンキューブ…2個 (水400mlに対してキューブ1個の割合です)
・セロリ…1/2本
・玉ねぎ…1/2個
・にんじん…1/2本
・ローリエ… 1枚
・塩・白コショウ… 少々
【作り方】
1.野菜は食べやすいサイズにスライス、ベーコンは小さめにカットします。
2.鍋に水を入れて沸かし、野菜とベーコン、ローリエを入れて火を通します。(中火~弱火)
3.野菜に火が通ったらブイヨンを入れて溶かします。(弱火)
4.塩・コショウで味を調えてスープは出来上がり。
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5.耐熱容器にレバクネを入れて軽くラップをかけ電子レンジで温めます。
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6.熱々のスープを注いで、食べましょう!
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スプーンの背でお団子をムギュ~と押しつぶすようにしてほぐし、スープをなじませて食べるのがおすすめです。
まったりしたレバーにさわやかな香りのセロリを合わせるのが我が家ではマストですが、この辺りはお好みで。
店主も娘も必ずスープをお代わりするので、家ではスープはもっと大量に鍋一杯作っておきます。腸詰を入れてもいいし、味に飽きたら冷蔵庫にある野菜やキノコにホールトマトを入れてミネストローネ風にしたりします。
ネットではレバークネーデルを作るレシピも検索できますが、まずはソーセージ職人が本場ドイツのスパイスと技術を使って作るアインベルクのレバークネーデルをお試しいただけると嬉しいです。
ぜひ感想を教えてくださいね。