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ハム meets コーヒー - 夢のマリアージュです

このブログを読んでいらっしゃるということは、きっとハムやソーセージがお好きな方だと思いますが、コーヒーはお好きですか?

…はい、お好きですね。

では、そのコーヒーと合わせてハムやソーセージを楽しもうと思ったことはありますか?

 

「いやいや、ソーセージにはビールでしょ!」

と即答したみなさまに(私もですが😅)、今日は、仙台市若林区に本店と2号店(卸町店) を構えるスペシャルティコーヒー専門店 KEYAKI COFFEE(ケヤキコーヒー)さんが実現してくださったハムとコーヒーのマリアージュの話をしたいと思います。

 

来る6月19日の父の日に合わせたスペシャルコラボとして 「ハムとコーヒーの食べ比べセット」をご提供してくださっています。

(このブログを読んでくださっている頃には、限定提供期間が終了しているかと思います…)

 

オーナーの松木さんが初めてアインベルクを訪れて下さったのがもう4年以上前のこと。

「コーヒーと合うハムを探しに来ました」と、その頃からハムとコーヒーのペアリング構想を練っていらっしゃいました。

いよいよ、その夢のマリアージュを成就させてくださったんだ…と思うと感無量です。

 

この父の日コラボにあたり、ケヤキコーヒーのスタッフみなさんが、私たちのハムやソーセージの美味しさを最大限に引き出すためのコーヒー豆の種類やブレンドを検証してくださいました。

 

(SNSで紹介なさっていた検証の様子↓↓↓)

アインベルクからは、大判ソーセージ3種(カイザーヤークト、ビアシンケン、ミストラ・デ・トマト)、噛めば噛むほどに牛肉の旨味を味わえるビーフジャーキー、数日をかけて低温でじっくり燻製をかけて仕上げるスモークナッツがコーヒーとのペアリングアイテムとしてピックアップされました。

 

そして検証の結果、ケヤキコーヒーさんが選んだコーヒーは以下の2種:

・父の日限定ブレンド『~星(しょう)~』… ワインのような芳醇な味わいに心地よい苦みとコクがある中深煎り

・インドネシア(ジャバ・フリンザ・エステート) … 果実酒を思わせるような華やかな香りがある中煎り

 

この厳選された2種類のコーヒーとの食べ比べをケヤキコーヒーさんの店内イートインで、もしくは父の日のギフトセットとして楽しむことができます。(いずれも期間・数量限定、ケヤキコーヒーさんでのみの取り扱いです)


 

昨日の夕方、その限定コーヒー豆を買いにケヤキコーヒーさんの卸町店に伺いました。

上質なコーヒーの香り、スタッフのみなさんがあたたかい笑顔で迎えてくれます。

 

ちょうど私がお店にお邪魔した直後に、常連らしき女性のお客さまが入ってこられ、イートイン用の食べ比べセットをご注文なさいました。

 

「おーーーー!」 

自分が注文したコーヒーの味もよく分からないほど、なんだか緊張します…。思わずそのお客さまの様子をチラチラ見たりして…。

そんな私の様子が分かったのか、松木オーナーがお客さまと私を引き合わせてくださいました。

 

そのお客さまからいただいた嬉しい第一声は、「私でも、このハムを買いに行けるのですか?」でした。

はいはい、もちろんです!どなたでも上杉までお越し下さいましたら、豊富なラインナップの中から選んでお求めいただけます!

 

その女性の方は続けて、「特に "ミストラ・デ・トマト" がとってもジューシーな味わいで美味しかったです!」とおっしゃってくださいました。

ガーリックがほんのり効いたミストラ・デ・トマトは、特に女性に人気のあるソーセージですが、美味しいコーヒーとならもはや何でも合うのではないかと思ってしまいます…。

 

ですが、そこはスペシャルティコーヒー専門店。豆へのこだわりはもちろんのこと、淹れ方にもプロフェッショナルの目と技が光ります。

スタッフの方曰く、サイフォンで淹れるとコーヒーオイルが抽出されやすくなりコーヒーがまろやかな味わいになるそうです。これがお肉の脂とよいハーモニーを奏でるそう。

 

豆やブレンドのこだわりだけではなく、抽出方法もシャルキュトリーをより美味しく味わうための重要なファクターなのですね。

 

さすがに自宅にはサイフォンはなく、ペーパーフィルターを使ったハンドドリップしかできないのですが、日曜朝のちょっと贅沢な楽しみとして味わいたいと思います。

 

さて、次の休みはちょうど19日、父の日です。

特別なコーヒーを楽しむのは良しとして、ケヤキコーヒーさんをマネしてビーフジャーキーやソーセージとのペアリングプレートを出したら、きっと店主にこう言われそうです:

「せっかくの休日なのに、全然リラックスできないよぉ…」

 

店主は自分のクリエイションを食べる時は決して気持ちが休まらない、24/7職人なのです。

 

定番ではありますが、娘と一緒にスコーンでも焼こうかな…。

って、結局、いつもの朝ご飯になりそうです😅

 

Special Thanks to KEYAKI COFFEEさん!